【旭川】穴場の高砂温泉リニューアル

高砂温泉

旭川市郊外にある温泉旅館

2022年8月16日、お盆の帰省ラッシュも一息ついたと思われる日に、旭川市高砂台8丁目にある「高砂台温泉」に行ってみた。平日であるにもかかわらず、案外混んでいた。

経営破綻した高砂温泉

高砂温泉は2021年3月、経営不振により新しい運営会社に事業譲渡されている。旧運営会社は2021年10月に解散、2022年1月に特別清算の手続きを行った。

特別清算とは、債務超過に陥った会社を清算する法的手続きのこと。

※企業法務コラムの記事より

三島管財(旧商号:高砂温泉、代表清算人=廣田善康弁護士、北海道旭川市)は1月7日、旭川地裁に特別清算を申請した。帝国データバンクによると、負債は約2億4800万円。

 同社は1956(昭和31)年創業、66(昭和41)年4月に法人改組。旭川市街を一望できる温泉旅館「高砂温泉」を経営していた。当初は工事事業者や、出張者の宿泊先として固定利用客が多かったほか、冬場は学生のスキー合宿などの団体客を中心に獲得。仙人と天女が登場するテレビCMは道内で高い知名度を有し、03年2月期には年間収入高約3億2900万円を計上していた。

 しかし、近年は旭川中心部でビジネスホテルの建設が続くなど、同業者との競争が激化。日帰り入浴も市内のスーパー銭湯などとの競合によって利用客が減少していた。

 さらに、20年以降は新型コロナウイルス感染拡大によって宿泊・宴会需要が落ち込み、21年2月期は年間収入高約5300万円に対し、約4900万円の最終赤字を計上。このため、自主再建を断念し、同年3月に設立されたTo(現・高砂温泉、旭川市)に事業を譲渡。同社は高砂温泉から現商号に変更し、21年10月31日開催の株主総会の決議により解散していた。

※引用:「旬間旅行新聞」の記事より

北海道旭川市に本拠を置く元・温泉旅館経営の「株式会社三島管財」(旧商号:有限会社高砂温泉)は、1月7日付で旭川地方裁判所へ特別清算を申請したことが明らかになりました。

1965年に創業の同社は、旭川市内にて温泉旅館「高砂温泉」の経営を手掛け、同施設は種類豊富な風呂や昭和レトロな雰囲気を売りに、スキー客など観光客を中心に利用されていました。

しかし、近年は競争激化に伴い業績が悪化していたなか、新型コロナウイルス感染症の影響による売上の減少で資金繰りが逼迫したため、営業継続を目的として2021年3月に別会社へ事業を譲渡した一方、自らは清算目的会社として現商号へ改称し事後処理を進めていました。

負債総額は約2億5000万円の見通しです。なお、施設は譲受した別会社が営業を継続しています。

※引用:「不景気.com」の記事「旭川の温泉旅館経営『三島管財』が特別清算申請、負債2億円」より

事業譲渡されたあと、2021年7月にリニューアルオープン。

※高砂温泉公式サイトより

2010年代に利用したときは、古臭さだけを感じるイマイチな施設だったが、2021年7月のリニューアル後は、レトロな古臭さはそのまま残るものの若干の目新しさが加わった。

ロビーなど館内が刷新

ロビーなどの館内が刷新されていて、パッと見た感じでは清潔感があった。

食事処(レストラン)もあった。

気になる「レトロ商店」

駄菓子や昔のゲーム機が置いてある「レトロ商店」自体は、古臭さを否めないが、趣向は悪くない。

※ファミコンのゲームを遊べる

リニューアル後にできた1階露天風呂

直近では2022年7月に大浴場がリニューアル。1階に露天風呂が新設された。

もともとあった屋上の露天風呂は、「別府海地獄の湯」など “ 見掛け倒し ” 的な印象の風呂だったが、新設された露天風呂は、“ THE露天風呂 ”といった感じだった。

※高砂温泉公式ツイッターより
※高砂温泉公式サイトより

テレビに取り上げられた「昭和レトロ」な取り組み

日テレNEWS(2022年7月26日)に高砂温泉の取り組みが取り上げられていた。

北海道旭川市の温泉旅館「高砂温泉」は、コロナ禍で今年1月に経営破綻しました。
事業を受け継いだ新会社が、施設の古さを逆手にとって仕掛けたのが、「昭和レトロ」へのリニューアルです。卓球台しかなかったスペースに、懐かしの昭和レトロゲームがずらりと並び、「はまっちゃって」と、“大はまり”するご年配の方もいました。

駄菓子コーナーも同時にオープンし、家族3世代が水入らずで過ごせる施設に生まれ変わりました。特にこだわったのが、昔懐かしい当たり付きのアイスの自販機です。

高砂温泉 早川昌実支配人「アイスクリームの自動販売機です。お風呂から出てきたら、ちょうどいい場所ですし」              

アイス自体も、レトロ感が感じられるものを仕入れているということです。
高砂温泉 早川昌実支配人「週末になると、僕たちも見たことがないほど、大勢の方が集まっていただきます。私たちもうれしい次第です」

“昭和レトロ”に再起をかけた温泉旅館。コロナ禍で失った活気を今、再び取り戻し始めています。

※日テレNEWS「令和の時代に「昭和レトロ」で勝負 “古さ”を逆手に温泉旅館が再起へ」(2022年7月26日)より

日帰りの入浴料は大人1人、平日午後なら650円

日帰り入浴の料金は、平日午前の場合、大人1人 500円。平日午後の場合、大人1人 650円、土日祝は大人1人 750円。子ども(小学生)1人 300円、幼児1人 100円となっている。

高砂温泉は経営破綻を経て、企業努力の成果が目に見えて現れてきている「穴場」の温泉と言えるかもしれない。

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モタヨシ
予備校時代1年間に加え、大学生活を5年間も送った。当時は(そして今も?)典型的なモラトリアム人間。就職氷河期のため、就職活動に失敗。下積み時代が長引き、やさぐれる。一方で成功した金持ちになりたくて、「PMAプログラム(ナポレオン・ヒル)」や「SMIプログラム(ポール・J・マイヤー)」といった“禁断”の自己啓発教材に手を出す。お人好しすぎるため、販売業者の格好の餌食(カモ)になった。とはいえ、今でも心理学系や自己啓発系の本を読むのが好き。自己投資には熱心だが、借金をこさえてしまうなど、少しマネーリテラシーに欠ける。高額納税者で有名な斉藤一人氏が説く天国言葉「ツイてる。嬉しい。楽しい。幸せ。感謝してます。ありがとう。赦します」を唱えるようにしている。Amazon、楽天などの通販をよく利用する。購入した商品で気に入ったモノは当ブログにて紹介している。長年カフェイン中毒という強烈な依存症に侵されていたが、2018年5月離脱に成功。約1年半、コーヒー飲料を口にしなかった。2019年秋頃から再びコーヒーを飲み出す。メンタリストDaiGoが「コーヒーは便秘に効く」と動画で話していたのがきっかけ。一日中座りっ放しの仕事をしていると運動不足に。併せて、お通じの悪さが職業病になる。お通じを改善する「薬」としてコーヒーを飲用することにした。ただしほどほどに。いずれにしても一度決めたことは守るが、妄信するほど意固地ではない。昭和50年(1975年)生まれ。北海道出身。