中古で購入したノートパソコンのハードディスク(HDD)を、新しいSSDに交換しました。
ひところに比べ、SSDがだいぶん値落ちしています。
HDDを搭載したパソコンの動作が重いと感じられるなら、新品を購入する前にHDDの交換を検討してみてはいかがでしょうか。
HDDとSSDでは、起動時間、読み込み速度、書き込みの速度に雲泥の差があります。
ちなみにSSDに換装後、フリーソフト「CrystalDiskMark」でパソコンのデータ転送速度を計ったところ、大幅に改善していました。
【換装前のHDDの測定値】
【換装後のSDDの測定値】
PCの起動時間も30秒以内に収まるなど、ストレスを感じません。
高性能のパソコンがほしい、でも新品は買えないといった場合、くたびれたHDDを、値下がりし続けているSSDに交換することをお勧めします。
慎重を期してSSDに交換
私が中古のパソコンを購入した日は、2018年11月10日でした。
Aランク品だったので、価格は30,900円(税込)です。
ヤフーショッピングサイトに出店している「TOSHIBA専門店 Be-Stock TSB」で購入しました。
商品説明は以下の通りです。
型番を検索したところ、2014年10月に発売された商品であることが判明しました。
パソコンの裏には「2015年2月製」と記されています。
HDDをフリーソフト「CrystalDiskInfo」でチェックしたところ、総使用時間は6,437時間で電源投入回数は728回でした。
「Windows7 Pro」が入っていたので企業で使われていたパソコンかもしれません。
仮に企業の年間休日数が115日、稼働日数が250日だとします。
電源投入回数から計算すると、パソコンは大体3年間くらい使われていたことになります。
インテルのCPUは「Core i5」なので、個人が趣味ブログを作成する用途には十分耐えられます。
ただAランクの中古パソコンとはいえ、どのような使い方をされていたかはわかりません。
HDDの健康状態は「正常」でも、1ヵ月後に壊れることもあるため、慎重を期してSSDに替えることにしました。
実際、私がそれまで使っていたノートパソコン(2012年発売の富士通LIFEBOOK AH42/H)は、2018年7月の暑さが原因で1カ月前まで「正常」だったHDDが、フリーズを起こして壊れました。
フリーズ時に電源ボタンを長押しし、強制終了を何度か試みたことも、HDDに致命傷を負わせる結果となりました。
データだけでも救出しようとしましたが、取り外したHDDのデータをまったく読み込めません。
まるでHDD内のデータが、熱で溶けてしまったかのようでした。
AmazonでSSDを購入する
SSDの購入は2回目でした。
レビューで評判の良いクルーシャル製のSSDを購入しました。
容量は1TB(=1,000GB)です。
「Crucial SSD 1000GB MX500シリーズ 」
1回目の購入は2018年7月25日です。
注目していただきたいのは値段です。
当時、23,909円(税込)しました。
2回目の購入は2018年11月13日 です。
価格は1回目と比べ、4,000円余りも下がり、19,634円(税込)です。
そして2019年5月30日現在、価格は、15,080円(税込)となっています。
2017年12月の発売当初、Amazonで46,980円の高値を付けていたSSDが、ずいぶん値落ちしたものです。
下の画像は「Keepa」の価格履歴グラフより。
2019年7月に予定されている年に一度の「Amazon PrimeDay」には、もっとお得なタイムセール価格で売り出されるかもしれません。
ちなみに2015年7月28日に「Joshin webショップ」で1TBのHDD(WD10J31X)を購入したときは 9,970円(税込)でした。
当時のSSDは、小さな容量の240GBでも1万円以上するなど高嶺の花でした。
まとめ
お金はもちろんかかりますが、もしもあなたが古いHDDを載せたノートパソコンをお使いなら、パフォーマンスが向上するSSDへの換装をお勧めします。
SSDは全体的に価格が下落傾向にあるので、4~5年前に比べてはるかに手に入れやすくなりました。
新品のノートパソコンを買う余裕はないけれど、今あるパソコンで作業効率を上げたい人は、HDDからSSDへの交換が効果的です。
過去に私は、車の助手席に富士通のノートパソコンを載せて、教材音声を流しながらドライブしたことがあります。
そのあとパソコンの調子が悪くなりました。
パソコンに詳しい人に聞くと、HDDに振動は禁物であるということです。
揺れる車内でHDD内の円盤を回転させると磁気ヘッドが円盤に当たり、傷が付きます。
これが原因で、私のパソコンは調子が悪くなったに違いありません。
一方、SSDは揺れや衝撃に強いといった特性があります。
ノートパソコンを持ち運びする機会が多いなら、揺れに強いSSDを選ぶのが賢明です。
データの処理速度が高速である上、耐衝撃性も備えているSSDは、HDDよりずっと優れています。
SSDに替えれば、あなたの愛用するノートパソコンの寿命が、さらに延びることでしょう。
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