北國(ほっこく)ETCカードとは
北國Visaデビットカードに付帯するETCカードのこと。
クレジットカードでなくデビットカードなのに(ここ重要!)、ETCカードが付くという優れたサービス。
クレジットカードを持たない(持てない)人でも、後日払いのETCカードを所有することができる。
あらかじめ保証金(デポジット)を預託する必要がある「ETCパーソナルカード」と違って、保証金(デポジット)は不要。
高速道路の利用料金は後日、銀行口座からの引き落としになる。
保証金(デポジット)が要らないので、利用料金を気にせずに高速道路を乗り回すことができる。
デメリットは北國銀行の口座がないといけないこと
北陸地方にある北國銀行(本店:石川県金沢市)の本支店に普通預金口座を保有している必要がある。
口座がないなら、新たに開設しなければならない。
とはいえネット社会なので、口座開設もデビットカードの申込もすべてネットで済ませることができる。
北國銀行は、北陸地方の石川・富山・福井県に本支店があるほか、都市圏に東京支店・名古屋支店・大阪支店を置いている。
仮に北海道在住の人が口座を開設しようと思ったら、北海道に支店はないので、首都圏の東京支店に口座を開設すると良い。
私の場合、本社が東京にある会社に勤務しているので、今後のことを考えて、東京支店に口座を開設することにした。
口座を開設したら、北國Visaデビットカードの発行を申請。
北國Visaデビットカードが届いたら、商品やチケットを購入するための決済手段として北國Visaデビットカードを使用した。
スマホ用に専用アプリがあるので、利用金額は一目で把握することができる。
北國Visaデビットカードを使って2万円ほど決済したあたりで、付帯サービスであるETCカードの発行を申請した。
北國Visaデビットカードを発行したのに、決済手段として一度も利用せずにETCカードだけ手に入れようとするのは、もしかしたら虫のいい話かもしれない。
特に北陸地方と縁のない人の場合は、気を付けたい。
せっかく口座開設して北國Visaデビットカードを発行してもらったのなら、北國銀行に対しては義理を果たす必要がある。
つまり、まずは北國Visaデビットカードの利用実績をつくる。
その上で、ETCカードの発行を申請する。
都合よくETCカードだけを手に入れようとするなら、最悪、発行申請が通らないかもしれない。
ETCカード利用料金の引落日は月によって変動
北國ETCカードは、利用制限のない後日払いとなっているが、口座からの引落日は毎月何日と定まっていない。
ETCカードの利用日に応じて変動する。
そのため、引落日に備えて、事前に銀行口座に入金しておく必要がある。
高速道路の利用とはいえ、「ご利用は計画的に」と付け加えておきたい。
クレカ不要、デビットカード付帯の ETCカード
最大の特長は、クレジットカード付帯のETCカードが大半を占める中にあって、北國ETCカードはデビットカード付帯であるということ。
北陸地方を地盤とする北國銀行に縁とゆかりがなくても、北國銀行の口座を開設し、北國Visaデビットカードの発行を申請することはできる。
北國Visaデビットカードの利用実績を積み上げたら、つぎはいよいよETCカードの発行を申請したい。
クレジットカードを持たない(持てない)人にとって、北國ETCカードは心強いパートナーとなることだろう。
コメントを残す