申込条件
「Pontaでんき」とは、KDDIの持ち株会社「auエネルギー&ライフ株式会社」が提供する電気サービスの一つ。
auやUQモバイル、povoの携帯電話サービスを利用する人で「Ponta会員IDとau IDを連携させている人」または、他社携帯電話サービスを利用していても「Ponta会員IDとau IDを連携させている人」なら、Pontaでんきに申し込むことで「毎月300ポイント」の還元が受けられる。
ただし条件があって、マンション一括受電サービスを導入している集合住宅、オール電化住宅に住む人は対象外となる。
このほか、季時別プランや実量制契約、法人契約の電気サービスを利用している人も対象外となる。
さらに、すでに新電力の電気サービスを利用している人なら、料金プランによって「Pontaでんき」に切り替えられない場合もある。
すでに新電力の電気サービスを利用している人なら、使っている料金プランが「Pontaでんき」に切替可能なのか、確認する必要がある。
あらかじめ「KDDIお客様センター(でんき)」に問い合わせるとよいだろう。
電気代はそのまま変わらず
2016年の電気小売自由化に伴って「新電力」が誕生。「Pontaでんき」は「新電力」のサービスの一つだが、北海道電力や東京電力などの「旧・一般電気事業者」と比べて、電気代が安くなるわけではない。
私の場合、北海道電力の「従量電灯B(15アンペア)」のプランを契約していた。
「Pontaでんき」に切り替えても、電気代はほとんど変わらなかった。
これはKDDI系のでんきサービスである「auでんき」「BIGLOBEでんき」などでも同様である。
Pontaポイントの還元がお得
電気代が安くなるわけではないのに、「Pontaでんき」に申し込むメリットは何か。
それはPontaポイントによる「ポイント還元」である。
2021年12月20日から「Pontaでんき」の特典が変わり、よりお得になった。
それが「電気代にかかわらず一律 300ポイント 還元」というものだ。
年間だと「300ポイント×12ヵ月=3,600ポイント」の特典が受けられる。
BIGLOBEでんきの場合は、残念ながら電気代にもよるが、ほぼ毎月50ポイント未満しか付与されなかった。
同じKDDI系のでんきサービスだが、「BIGLOBEでんき」から「Pontaでんき」に切り替えただけで、もらえるポイントが「50ポイント×6倍=300ポイント」になった。
もしも私と同じように単身者で月々の(請求金額の)電気代が5~6,000円程度という人がいるなら、電気代は安くならないものの、ポイント還元のメリットが大きい「Pontaでんき」をお薦めしたい。
ところが150Pontaポイントへ減(泣)
何と、残念なことに2023年4月でんき利用分からポイントの還元率が下がってしまった。
魅力が半減してしまったことになる。
それでもBIGLOBEでんきよりはお得であることに変わりはない。
年間(150ポイント×12ヵ月=)1,800ポイントが付与される。
ポンポンと貯まるわけではないが、もうしばらくはこのPontaでんきのサービスを続けるつもりだ。
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