結論から言うと、鞄のファスナー修理には 税込6,600円(2020年2月時点)かかりました。
修理したのは、吉田カバンのポーター「テンション」(2WAYブリーフケース、定価税込29,150円)のファスナーです。
※画像は吉田カバン公式サイトから
ポーター「テンション」自体は、2017年11月に購入しました。
床に置くと倒れずに自立する鞄です。
ファスナーが壊れたきっかけは、ポーター「テンション」をカメラバッグ代わりに利用したことです。
※画像はニコン公式サイトから
2020年1月、旅行先でニコンの一眼レフカメラ(D5500)を何度も出し入れしたところ、かさばるカメラだったため、何度もファスナーを開け閉めしている間にファスナーに引っ掛かりを覚えるようになり、最終的にはファスナーが壊れました。
ファスナーで閉じたはずの部分が、少し押し広げるとビローンと開いたままになり、二度と閉まらなくなったのです。
吉田カバンの専門店「クラチカ」に修理をお願いしたところ、新品のファスナーに付け替えてもらうことができました。
修理代金は税込6,600円、修理にかかった日数は42日間になります。
2~3カ月かかると言われていたのですが、1月から2月にかけては閑散期だったのか、早く仕上がってきました。
以前使っていたポーターの「クリップ」(2WAYブリーフケース、税込23,650円)は、ほぼ毎日利用して10年以上もちましたので、「テンション」のファスナーが2年ちょっとで壊れたことはショックでした。
でも、吉田カバンの専門店に行って、修理してもらえたので安心しました。
やや割高な鞄ですが、その分、長く利用できそうです。
修理の受付店舗
吉田カバンの専門店「クラチカ バイ ポーター 札幌」を利用しました。
「クラチカ」は、全国に15店舗あります。
札幌以外では、仙台、新宿、渋谷、池袋、横浜、京都、難波、神戸、福岡などに店舗を構えています。
海外では、香港や台湾にも「クラチカ」があります。
ポーターの鞄を修理したいなら、吉田カバンの専門店「クラチカ」に行くと、間違いなく対応してもらえます。
修理の内容
今回は、鞄のファスナーを修理してもらいました。
来店時にスタッフに相談すれば、修理にかかる概算の見積金額(工賃)を教えてもらえます。
修理とは異なりますが、バリスターナイロンを使った吉田カバンの「ヒート」(ブリーフケース)のマグライトが邪魔だったので、純正の引き手(プルタブ)に交換してもらいました。
※画像は吉田カバン公式サイトから
「ヒート」のマグライトは、見た目は格好いいのですが、鞄を持ち歩くと盛大に揺れて、あちこちにぶつかります。
地下鉄の自動改札機を通り抜けようとしたら、揺れたマグライトがバシッと機械に当たるので、取り外すことにしました。
純正の引き手(プルタブ)は「クラチカ」で購入できます。
価格は330円(税込)でした。
ファスナーの修理以外にも、不具合についてスタッフに相談すれば、いろいろと相談に乗ってもらえます。
余談ですが、ポーターの「ヒート」(ブリーフケース)は、カメラバッグの代わりになるほど、収納力が優れた商品です。
仕上がりまでの期間
修理には2~3カ月かかると言われていましたが、実際は42日間でした。
ポーター「テンション」を預けたのが、正月が明けて間もない2020年1月5日。
修理完了の連絡があったのは2月15日です。
6週間で仕上がったことになります。
年明けのすぐに預けたので、通常よりも早く修理が終わったのではないかと思います。
公式サイトによると「コロナ禍の終息が見えない状況のため、お預かりする期間が長期に及ぶ可能性がございます」とあるので、現在はもっと長くかかるかもしれません。
ファスナー修理にかかる値段
修理の値段は、すでにお伝えした通り、税込 6,600円です。
職人さんが、糸をほどいて古いファスナーを取り外し、新しいファスナーを鞄に縫い付けた手間と時間を考えると、決して高くはないと思います。
ちなみに、修理後に古いファスナーも一緒に返ってきました。
きちんと修理したという「証拠品」になります。
吉田カバンの専門店「クラチカ」では、修理完了した商品を、見るからに高価そうな袋と紙バッグに詰めてくれましたが、これは正直なところ過剰包装だと感じました。
袋と紙バッグは要らないから、その分、割引してほしいと思ったほどです。
まとめ
吉田カバンのポーターは、決して安くはありませんが、それだけに修理対応してもらえるのが助かります。
良いモノを長く使うと同時に、モノの安易な廃棄を防止するという意味では、昨今よく耳にする「SDGs」(エス・ディー・ジーズ)の実現につながるかもしれません。
定価3万円近くする鞄のファスナーを値段7千円もかからずに修理してもらえるなら、私なら安いと考えます。
ポーターの鞄は、仮に修理が必要になったとしても、10年間は使い続けたいものです。
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