洗濯機用排水トラップのエルボ
築年数33年以上の賃貸マンションともなると、洗濯機用の排水口が「穴」だけ。
防水パンなどなく、それこそ「穴」だけ。
入居当初、「穴」にはサランラップをクシャクシャに丸めたものが詰められていた。
当時、室内には微かにドブのにおいが漂っていたが、まさか「穴」である排水口が原因だとは思わなかった。
高湿度の季節になると、マンション8階に住んでいるにもかかわらず、なぜかコバエが舞った。
原因は、すべて「穴」である排水口にあった。
臭いものにはフタを閉めるしかない。
そこで入手したのが、風呂用のゴム栓。
つぎに入手したのが、排水トラップ用のゴムエルボだった。
ゴムエルボに付属するプラスチック製のフタを閉めれば、異臭やコバエが上昇気流に乗って室内に侵入するのを防ぐことができる。
たまに臭うな、と思ったときは、ゴムエルボのフタが外れていたりした。防臭には間違いなく役に立つ。
排水口の穴の内径は測りたい
エルボのサイズは、排水口の内径に合うものを選ぶ必要がある。
大きすぎても小さすぎてもいけない。
私が選んだゴムエルボについては、メーカーサイトに詳細な情報が載っていた。
当ゴムエルボの内径は44.3ミリ。我が家の排水口にピッタリはまった。
DIYを選ぶ以上、調べる手間を惜しんではならない。
さもないと、思わぬ落とし穴にはまる。買ったモノが「ツカエナイ」といった落とし穴だ。
たかが排水口とあなどるなかれ
排水口は、異臭や害虫の侵入口となりかねない。
正々堂々と、臭いものにはフタをしよう。
水道設備の知識はなくても、DIYに挑戦しようとすれば、何とかなる。
確かに「穴」をふさいだだけには違いない。
しかし、根気強くメーカーサイトまで調べてサイズの合う商品を購入した。
コバエはともかく、異臭については完全にフタを閉めるのに成功。
この限りなくささやかで、言ってみれば “どうでもいい” 自己満足感は、何にも代えがたい。
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