配管を切断する工具
パイプカッターとは、ステンレス鋼管、鋼管、銅管、アルミ管、真鍮管、塩ビ管をカットできる工具のこと。切断したい部分に刃を当てて、クルクルと回すだけでパイプを簡単に切断することができる。
長尺物の不要な金属パイプを処分したいとき、パイプカッターが役に立つ。
ゴミ袋に入らないような1メートルを超えるような金属パイプでも、短く切断すれば、不燃ゴミとして廃棄することができる。
ハンガーラックなど金属パイプの処分に
使わなくなったパイプハンガーや突っ張り棒を処分しようと思ったが、長さが1メートル以上あるので、粗大ゴミとして処分するしかなかった。
粗大ゴミとなると、自治体によっては戸別に有料で引き取るところもあるだろう。
札幌市の場合、「大型ごみ収集センター」(電話:011-281-8153)に電話で申し込むほか「大型ごみ処理手数料シール」を取扱店で購入する必要がある。
少し面倒だ。
一方、家庭用のゴミ袋に収まりさえすれば、不燃ゴミとして処分することができる。
パイプカッターがあれば、長尺物の金属パイプも短くなる。
そこでパイプカッターの購入を決断。
パイプカッターは各社取扱いがあるが、切断パイプ径50mmまで対応、最大切断肉厚3mmの性能を持つ藤原産業株式会社製の最上位モデル「SK11 パイプカッターPro. PCB-50」を購入することにした。
回転させるだけでパイプが切れる
方法としてはカッターの刃をパイプに当てて、ノブを締めて回転させるだけ。
ノブとは、丸い握りのこと。「PCB-50」の商品では、黄金色の回転する部分。
カッターをクルクル回すと、太い金属パイプがスパッと面白いように切れる。
お手軽そのものと言える。
だが、パイプの本数が多いと、少しくたびれる。
私の場合、カッターをクルクルと回すのが億劫になった。
不燃ゴミとして廃棄処分
粗大ゴミとしての処分が想定されるような長尺物の金属パイプでも、短く切れば不燃ゴミとして処分できる。
今回は、わざわざ「大型ごみ収集センター」に連絡せずに済んだ。
パイプカッターを購入するデメリット
肉厚なパイプでも切断可能な最上位モデルを購入したので、価格は3千円以上した。
そして使用頻度が、このときのたった一回のみ。
現在使用しているパイプハンガーを処分するときに、再び出番が巡ってくるかもしれないが、当分先になりそうだ。
一回の使用のために、3千円を投じたことは「コスパに優れている」とは言えない。
使用機会が恐ろしく限られることが、最大のデメリットとなる。
でも個人的には、長く放置していたパイプハンガーや突っ張り棒、塩ビ管を自力で処分できたことに、大きな満足感を覚えている。
コメントを残す